第2の関東大震災は必至。減災対策こそ急務
今日は珍しく災害について真剣に考えてみたくなり書き込んでみました。
私がテーマにしている下町は防災対策どうなんだろうと考えてみると、実は密集地域にもかかわらず行政の人たちの計画的な街づくりのおかげで台東区は結構安全のようなんですが、私が仕事の関係でお世話になっている両国・向島はまだまだ木造の密集住宅が多くて危険だなって思うんです。
昔祖父が話してくれたんですが、関東大震災の時は上野・浅草・両国・向島はかなりの被害が出たらしく、地震はその二次災害である火災が一番怖いといっていました。祖父の話では関東大震災で上野公園に逃げた人々は何とか難を逃れたらしいんですが、隅田川に逃げた人たちは炎の暑さに耐えられず、みな沸騰してしまっている隅田川に飛び込み、亡くなったと
聞きました。川が沸騰するぐらい炎が強かったんですね。
今は大分鉄筋コンクリートの建物が増え、燃えづらくはなっていますが、やっぱり地震がきたら、まず消火だなって思いました。
下町の景観的な風情は防災を考えると少しづつなくなってきてしまっていますが、私達の生命を考えたら、景観的な風情だけを強調もしていられないなと思います。しかし、出来れば、景観的な風情を残した防災対策をしてもらいたいと思っています。
まぁ、下町は景観的な風情も大事ですが、人と人とのつながりという人情的な風情が一番の魅力であり、大事なところなので、私はそれさえ失わなければ、下町は大丈夫だろうと感じています。
久しぶりにちょっと真面目に考えてしまった今日この頃でした。