下町に住む自分が下町らしいこと、地元で起きたことなどを紹介します。

by y-okada-0811
 
上野(下谷)の富士山?!
みなさんは上野(下谷)に富士山があるって知ってますか?
まぁ富士山といっても富士塚なんですが・・・。

 6月30日と7月1日は、富士浅間神社の「お山開き」の日。
台東区下谷2丁目にあるの小野照崎神社(私はここの氏子なんです。)でも「お山開き」の行事が行われます。本殿北側の小さな山(富士塚)は、地元の人たちや近郊からきた人たちのお山登りをする姿で1日中賑わいをみせるんです。

 開山式では、氏子ら約50人が集まって神事を執り行った後、神官を先頭に細くごつごつした登山道をぐるぐる廻りながら、高さ約5メートルの富士塚の頂上まで登ります。
小さなころは大きな山に感じましたが、実はあまり大きくありません。

 この富士塚は、文政11年(1828年)に富士山から運んだ溶岩を使って築造されました。高さ約5m、直径約16mのミニ富士山。現在、富士塚が良好な状態で保存されているのは、都内では珍しいんですって!昭和54年5月に国の重要有形民俗文化財に指定されています。毎年、6月30日と7月1日の「お山開き」の2日間、富士塚の入り口の門が開き、午前10時から午後8時まで登拝が許されます。氏子をはじめ近所の主婦や子供たち、勤め帰り人たちなど、多くの人たちがお山のぼりをします。今に残る江戸の風物詩のひとつになっています。

 かつて、江戸の町々から富士山が良く見えたといいます。富士の霊峰は、江戸の人々の憧れの的でした。そうした庶民の気持ちの中に富士講という民間宗教が生まれ、眺める富士が信仰の対象になり、多くの人々が富士山詣でに参加しました。こうした富士信仰は、室町時代からのもので、江戸時代中期に非常に盛んになり、その頃、各地の神社境内に富士の姿を摸した築山(富士塚)が築かれ、富士山まで祈願に行けない人々が、ここに登って祈願すれば、富士登山をしたのと同じご利益があるとされました。

皆さんも、今年は是非富士塚に行ってみてください。
by y-okada-0811 | 2005-03-08 12:02 | 上野・下谷
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